8月中旬過ぎとなり、夏真っ盛りの今日この頃。
日本の夏は高温多湿のため体調を崩しやすいですが、「身体がだるい」、「食欲がない」、「身体がむくみやすい」、「疲れやすい」などの症状はありませんか?これらの症状がひとつでもあれば、あなたは夏バテです!
しかし、夏バテにはヨガが効果的なのをご存知でしょうか?
そこで今回は、ヨガが夏バテに効果的な理由4つとおすすめのポーズを3選ご紹介していきます。
1、 夏バテの原因とは?

夏に身体がバテてしまうことを「夏バテ」といいますが、私たちはなぜ夏にバテてしまうのでしょう?そこで、下記にて夏バテの原因をご紹介していきます。
(1)自律神経の不調
夏バテの原因の代表格「自律神経の不調」。
夏は温度差により自律神経が乱れるため、夏バテを引き起こします。
外は30度以上の炎天下である一方、室内はどこへ行っても冷房がきいており外と中で温度差が大きいため、自律神経のバランスが崩れやすくなるのです。
自律神経が乱れると、胃もたれや食欲不振、疲れやすいなどの不調を引き起こします。
(2)水分不足
気温が高いことによる「水分不足」はもちろん、夏は発汗により脱水症状を起こしやすいので、体内の水分が不足しがち。
そのため、適度に水分補給をしないと体が水不足となり、血液やリンパの流れが悪化し体内の循環機能が停滞してしまいます。
さらに、身体がむくみやすくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
(3)寝不足
夏は熱帯夜が続くため、「睡眠不足」になる方が多いです。寝不足になるとしっかりとした休息がとれないため、疲れやすくなり夏バテを引き起こします。
また、就寝時に暑いからといって冷房を付けたままにすると体が冷えてしまい、上記でご紹介した通り自律神経を乱してしまうのです。
2、 ヨガが夏バテに効果的な4つの理由

(1)自律神経を整える
ヨガには自律神経のバランスを整える効果があるので、夏バテに効果的。
そもそも自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経から成り立っています。
交感神経は緊張時に働き、副交感神経はリラックス時に働きます。
自律神経は自分の意思とは関係なく働く神経ですが、呼吸を深くすることでバランスをコントロールすることができます。
夏は猛暑から交感神経が働きやすいですが、呼吸をゆっくり深くすることで副交感神経が優位になり、心身共にリラックスすることができるのです。
〜夏バテには適度な運動!〜
— 【ストレッチ専門店】STRETCH HERO (@stretch_hero) May 27, 2020
室内外での寒暖差から汗腺の鈍りなどがあり、自律神経が乱れてしまうことから夏バテ症状が出やすいです💦
その為、運動で汗をかき、自律神経を活発にすることが強い体作りには持ってこい!🤸♂️ストレッチやヨガ、ウォーキングなど短い時間でもOK♪私はヨガに挑戦しました!😁 pic.twitter.com/J8ZoQd2bb8
(2)身体を温める
ヨガはポーズをとることで身体をほどよく動かすので、体温が上がります。
そのため、夏バテの大敵である温度差による自律神経の乱れを防いでくれるのです。
ヨガを行う際は、冷房を付けないことがベストですが猛暑時は冷房無しではきついですよね。
冷房はいつもより温度を上げて身体を冷やさない温度設定をして下さい。
また、身体が温まると汗をかきやすくなるので、水分補給も忘れずに行いましょう。
(3)血流とリンパの流れが良くなる
ヨガをすると血液やリンパの流れがよくなるので、むくみを解消できます。
そもそも夏場に起こりやすいむくみは、冷房の当たりすぎや冷たい飲みもののとり過ぎから身体が冷えへ水分が体外へ出にくくなるからです。
ヨガをすることで身体の中から全身が温まるので、血流やリンパの流れが良くなりむくみを解消できます。
(4)ヨガでリラックス効果が高まる
ヨガには高いリラックス効果があるので、夏バテからの疲れ解消することができます。
就寝前にヨガを行えば、リラックス効果が続いて夜ぐっすり眠ることができるので、夏バテからの睡眠不足を解消でき、疲れた体が回復します。
また、ヨガの際にアロマをたいたり、ヨガの後にハーブティーなどを飲むことで、より高いリラックス効果を得ることができますよ。
3、 夏バテ予防におすすめのヨガポーズ3選
⑴牛の顔ポーズ
足を組んで背中で手を繋ぐ牛の顔ポーズは、自律神経を整え、胃腸の働きを改善します。
自律神経のバランスが整えば、夏バテの影響で疲れやすい体や胃腸の不調を改善してくれますよ。
⑵鷲のポーズ
夏は冷房が直接首に当たることで身体が冷え、血流が悪くなります。
オフィスでのデスクワークをしている方に特に多いです。
そのような中、正座して腕を交差させる鷲のポーズは、全身の血流をよくし、代謝をアップしてくれる効果があるのでむくみも解消できますよ。
⑶門のポーズ
旨から脇腹にかけて身体を横に倒す門のポーズは、深い呼吸を促し、頭をスッキリさせてくれます。
また腸を刺激するので、夏バテによる食欲不振や消化不良を解消してくれます。
4、ヨガで夏バテを予防しよう!
今回はヨガが夏バテに効果的な理由4つとおすすめのポーズを3選ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ヨガで夏バテを予防することで、暑い夏を乗り越えましょう!
ヨガをする際は、深い呼吸を意識することはもちろん、適度な水分補給も忘れずに。