妊娠中はお腹の中に赤ちゃんがいるという理由から幸福感で満たされる時もあれば、不安が募りネガティブになってしまうことがあります。
感情が揺れやすいマタニティ期間は、体だけではなく心の健康にも気を付けたいところ。
そこでおすすめなのが、「瞑想」!
瞑想とマタニティは一見関係ないように見えますが、妊娠中に瞑想を行うことで、母体と胎児に様々なメリットがあるのです。
今回はマタニティと瞑想の3つの効果とおススメの瞑想法をご紹介していきます。
1、マタニティと瞑想の3つの効果

(1)不安の軽減
妊娠中は、出産や子育てへの不安など心配事が多くなる期間であります。
特に、妊娠がはじめてという方は、「無事に出産できるか…」や「自分はしっかりした母親になれるのか…」などの不安からストレスをためやすいです。
しかし、そんな時に瞑想をすることで、不安が軽減され、気持ちが落ち着きポジティブになれます。
妊娠中は自由に身体を動かすことができず、リフレッシュできないという方も多いですが、瞑想することで気分転換にも繋がります。
瞑想は、体への負担がなく自宅で気軽にできるので、毎日決まった時間に行い習慣化させることをおすすめします。
不安が和らぎ気持ちが落ち着くので、より赤ちゃんの存在を感じることができますよ◎
(2)リラックス効果
妊娠中にリラックスすることは、とても大切なこと。
ストレスがあると、陣痛や出産がより長く、難しくなるといわれています。
ストレス社会と言われる現代は、仕事や家事などからストレスをためやすい女性が多く、陣痛がひどく痛かったり、分娩が難しくなっているケースが増えています。
また、妊娠中はホルモンのバランスが崩れたり、お腹が大きくなるにつれて身動きが動くとれなくなる影響から、とにかく疲れやすいです。
そんな妊娠中のストレスや疲労は、母体だけではなく胎児にも影響を与えます。
分娩の困難や苦痛だけではなく、未熟児の原因や新生児の発達にも影響を与えるため、妊娠中はできるだけストレスを解消し、リラックスすることが母体にも生まれてくる赤ちゃんのためにもとても大切なのです。
瞑想中は副交感神経が優位に働くため、ストレスや疲労を軽減し、リラックス効果を得ることができます。
瞑想を終えた後も、リラックス効果が持続し、心も身体も安らぎを得ることができます。
母体と胎児のために、瞑想でリラックスをして安産を目指しましょう。
(3)赤ちゃんとの一体感
瞑想中お腹の中にいる赤ちゃんに意識を向けることで、赤ちゃんとの一体感が生まれます。
瞑想中にお腹の赤ちゃんの様子や出産後の赤ちゃんのことをイメージし、心の中で赤ちゃんと会話してみることで、一体感がより深まり心が満たされます。
赤ちゃんのことをイメージすることで、不思議なことに赤ちゃんと一緒にいると感じることができるので、とても幸せな気持ちになります。
赤ちゃんとの一体感は、バランスが崩れやすい妊娠中の心と身体の健康を維持してくれます。
また、胎内の環境が改善され、赤ちゃんの健康も安定するのです。
2、おすすめの瞑想法
(1) 音楽

自分が心地よいと思える音楽と共に瞑想をすると、より集中しやすく、リラックス効果が高まります。
どの音楽を選べばいいか分からないという方には、川のせせらぎや鳥の鳴き声など自然系の音楽がおすすめ。
最近では、自然系の音楽もYou Tubeなどから気軽に聞くことができるので、瞑想時にぜひ活用してみて下さい。
(2) アロマ

心身のリラックス効果を高めるアロマは、あなたをより深い瞑想へと導きます。
アロマの選び方は、基本的にあなたが安らぐ香りを選ぶことをおすすめしますが、妊娠中に使用禁止のアロマもあるので、購入の際に確認しましょう。
アロマを使って、赤ちゃんと一緒に安らぎの時間を楽しんで下さいね。
(3)呼吸法

瞑想中は、腹式呼吸を意識して行いましょう。腹式呼吸を行うことで、通常わたしたちが行っている胸式呼吸よりも約3倍の酸素が体内に行きわたるので、自律神経が整い、不安やストレスを解消してくれます。
実は、出産の際も腹式呼吸を行うと産道が通りやすくなるので、痛みを軽減できます。出産に向けて、瞑想で腹式呼吸の練習をしておくことをおすすめします。
3、瞑想で母体も胎児も健康に
今回は、マタニティ期間に行う瞑想の3つの効果とおすすめのやり方をご紹介しました。
妊娠中は体を自由に動かせない分、ストレスを感じやすい時期でもありますが、瞑想をすることで、心と身体のバランスが整い、安産や赤ちゃんの健康にも影響します。
不安やストレスを軽減する瞑想を行って、母体と胎児の健康を目指しましょう!